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午後3時のドル108円後半、円安圧力継続 FOMCに注目

[東京 28日 ロイター] -

午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の午後5時時点(108.68/70円)に比べてややドル高/円安の108.87円付近。米連邦公開市場委員会(FOMC)やバイデン米大統領の議会演説を控え、様子見姿勢が強まった。写真は、米連邦準備制度理事会のパウエル議長。2020年1月29日にワシントンで撮影。(2021年 ロイター/Yuri Gripas)

ドル/円  ユーロ/ドル  ユーロ/円

午後3時現在 108.87/89 1.2069/73 131.41/45

午前9時現在 108.74/76 1.2087/91 131.47/51

NY午後5時 108.68/70 1.2090/94 131.48/52

午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の午後5時時点(108.68/70円)に比べてややドル高/円安の108.87円付近。米連邦公開市場委員会(FOMC)やバイデン米大統領の議会演説を控え、様子見姿勢が強まったが、前日の海外市場からの円安圧力が継続。月末と大型連休前が重なり、実需フローで円売りが膨らんだとの見方が出ている。

27―28日(米国時間)に開かれるFOMCでは、テーパリング(量的緩和の段階的縮小)の可能性について示唆があるかどうかに注目が集まる。「市場に早期のテーパリングを意識させるような内容にはならないだろう」(国内銀)との見方が多いが、米経済の回復を受けて、一部では年内にテーパリングを開始する可能性を指摘する声も出ている。

ソニーフィナンシャルHD・シニアアナリスト、石川久美子氏は「仮に(テーパリングに関して)ゼロ回答であれば米長期金利は低下基調になり、ドル安/円高圧力がかかりやすくなるのではないか」と話す。米10年債利回りは現在1.6%台半ばで推移し、前日から上昇傾向にある。

また、本日は月末と大型連休前が重なり商いが薄くなる中、実需フローの動きが目立つとの指摘が聞かれた。円はドルやユーロ、英ポンドなど主要通貨に対し全面安となったが、「何かの材料に反応したわけではなく、機関投資家の外債投資などを背景に円売りが膨らんでいるようだ」(国内金融機関)という。

豪ドルは下落し、0.7745米ドル付近で推移。本日発表されたインフレ統計が予想を下回り、緩和的な金融政策が長期間続くとの見方が強まった。カナダなど一部の中銀では金融政策の正常化に向けた動きが出ている中、「豪中銀も比較的早めに正常化に向かうとの期待が根強かったので、その期待が剝落したようだ」(外為どっとコム総研・上席研究員、神田卓也氏)という。

ただ、インフレ統計は第1・四半期のもので、足元の消費者物価指数を示したものではない。「4―6月期には(消費者物価指数が)持ち直す可能性も高く、豪ドル売りは一時的なものではないか」(神田氏)という。

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