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〔マーケットアイ〕外為:ユーロ1.21ドル後半で2カ月半ぶり高値、ECBがテーパー先行か

[東京 10日 ロイター] -

<09:12>ユーロ1.21ドル後半で2カ月半ぶり高値、ECBがテーパー先行か

ユーロ/ドルは一時1.2177ドルまで上昇し、2月26日以来2カ月半ぶりの高値を更新した。現在は利益確定売りにやや押され気味で1.2168ドル付近。

ユーロ高のきっかけは、市場予想比で大幅に下振れした4月の米雇用統計のほか、欧州中央銀行(ECB)高官が、テーパリング(量的緩和の段階的縮小)を示唆したことがある。

市場では、「米国が金融政策の正常化にもたついているうちに、ECBが先行してテーパリングに着手する可能性が高まってきた」(外国銀)との意見も聞かれ、ユーロ買い/ドル売りに安心感をもたらしているという。

ECB政策委員会メンバーのカザークス・ラトビア中銀総裁は、ブルームバーグとのインタビューで、ユーロ圏の景気が悪化しなければ、新型コロナウイルス禍に対応する緊急債券購入のペース減速をECBが来月にも決定することはあり得るとの認識を示した。

名目債券利回りはここ数週間に若干上昇したものの、インフレ調整後はパンデミック緊急購入プログラム(PEPP)の一時加速を決めた3月以降、低水準が続いていると指摘した。

ドル/円は108.70円付近と、安値108.47円から上昇。米長期金利が持ち直していることが背景。

リフィニティブによると、米10年国債利回りは1.5930/1.5912%の気配。4月の米雇用統計発表直後には一時1.4695%まで急落した。

<08:23> ドル108円半ば、IMMで円ショート減少 ユーロロング増加

4月の米雇用統計が予想比で大幅に下振れし、ニューヨーク市場でドルが全面安となった流れを引き継ぎ、ユーロは朝方1.2175ドルまで上昇し、2月26日以来の高値を付けた。

ドルは108円半ばで小動き。

米商品先物取引委員会(CFTC)が発表したIMM通貨先物の非商業(投機)部門の取組によると、5月4日時点の円ショート(売り持ち)は4万1492枚と、前週の4万8509枚から減少した。

円ショートは4月20日に5万9819枚と2019年5月以来の高水準まで拡大していたが、その後は徐々にショートが巻き戻され、「ドル/円のスムーズな上昇シナリオに気迷いが生じている」(証券会社)という。

ユーロロング(買い持ち)は8万4829枚と、前週の8万0967枚から増加した。ユーロロングは2020年8月に21万枚超えとピークを付け、その後は徐々に圧縮されてきたが、足元ではユーロロングが持ち直す傾向を見せている。

市場では「欧州中央銀行(ECB)のテーパリングが米国より早い段階で実現するとの思惑も、ユーロの買い戻しにつながっているのではないか」(アナリスト)との見方が聞かれた。

金額ベースでは、ドルの主要6通貨(円、ユーロ、ポンド、スイスフラン、カナダドル、豪ドル)に対する売り越し額は119億5000万ドルに増加し、3月半ば以来の高水準になった。前週は102億7000万ドルだった。

<07:38> ドル108.10─108.90円の見通し、米雇用統計後のドル安続くか

ドル/円は108.55円付近、ユーロ/ドルは1.2165ドル付近、ユーロ/円は132.07円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が108.10―108.90円、ユーロ/ドルが1.2120─1.2220ドル、ユーロ/円が131.60―132.60円とみられている。

7日のニューヨーク市場では、4月の米雇用統計が予想を大幅に下回ったことを受け、景気回復に伴う早期テーパリング(量的緩和の段階的縮小)の思惑が後退し、米長期金利が急低下、ドルも108.34円と4月27日以来の安値を付けた。

しかし、その後は米長期金利が急速に持ち直したことや米国株の上昇で、ドルは短時間で108.80円付近まで反発した。

きょうのドル/円について市場では、「ドルは雇用統計でつまづいた感が強く、上昇トレンドを描くのは困難だ。一方で、株高によるリスク選好の円売りも根強いため、結果的に108円台の時間帯が長引くのではないか」(外為アナリスト)との意見が聞かれた。

一方、ユーロは7日に1.2171ドル、今朝は1.2175ドルと2月26日以来の高値を更新中だ。

ユーロ/円も132円付近と1週間ぶりの高値圏にあり、対ユーロでの円安がドル/円の下値を支えている。

ユーロ高の背景には予想外に弱い結果となった米雇用統計のほか、欧州中央銀行(ECB)高官によるテーパリングに関する発言がある。

ECB理事会メンバーのカザークス・ラトビア中銀総裁はブルームバーグのインタビューで、借り入れコストが低いままであれば、6月にもパンデミック緊急購入プログラム(PEPP)による資産買い入れペースの減速を決定できるという見方を示した。

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