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日経平均は3日続伸、米株高を好感 決算控え様子見ムード

[東京 10日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は3日続伸した。前週末7日の米国株式市場は、米雇用統計が市場予想を下回ったことから金融緩和が長期化するとの思惑が支えとなり、主要3指数が上昇。日本株もこの流れを引き継ぐ展開となった。日経平均は寄り付き後マイナス圏に転落する場面もみられたが、すぐに切り返し、前場では一時前営業日比327円を超える上昇となった。後場ではファーストリテイリングの軟化が重しとなり、上げ幅を縮小。今週は主要企業の決算発表がピークを迎えることから、徐々に様子見ムードが強まった。

 5月10日、東京株式市場で日経平均は3日続伸した。写真は株価ボードの前を歩く人。2013年12月、都内で撮影(2021年 ロイター/Toru Hanai)

TOPIXも3日続伸し0.99%高。東証1部の売買代金は2兆4641億6400万円だった。東証33業種では、鉄鋼、石油・石炭製品、非鉄金属、その他製品などの27業種が値上がり。半面、海運業、小売業、金属製品などの6業種は値下がりした。

みずほ証券のシニアテクニカルアナリスト、三浦豊氏は「企業業績に対するマーケットの期待値は日々高まっており、企業決算は利食い売りのきっかけとなってしまうようだ。ゴールデンウイーク休暇後で水曜日以降は国内の新型コロナウイルスの新規感染者数が増加するとの見方もあり、積極的に上値を追いづらい」との見方を示した。

個別では、日本郵船が4日ぶりに反落し3.18%安。朝方はプラス圏でのスタートとなったものの、昼休み中に発表した2022年3月期通期の業績見通しについて、営業利益が660億円(前年比7.7%減)と減益見通しとなったことが嫌気された。そのほか川崎汽船、明治海運、商船三井などの海運株も軟調だった。

ファーストリテイリングは4.83%安となり、日経平均を約161円押し下げる要因となった。そのほかアドバンテスト、セブン&アイ・ホールディングスも下落した。ソフトバンクグループ、ダイキン工業、エムスリーは上昇した。

東証1部の騰落数は、値上がり1482銘柄に対し、値下がりが614銘柄、変わらずが95銘柄だった。

終値 前日比 寄り付き    安値/高値  

日経平均 29518.34 +160.52 29376.89 29346.14─29685.41

TOPIX 1952.27 +19.22 1936.91 1934.65─1955.51

東証出来高(万株) 112670.00 東証売買代金(億円) 24641.64

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