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上海外為市場=人民元下落、海外の中国企業が配当支払いに向けドル調達

[上海 12日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は下落。海外株式市場に上場している中国企業が配当金の支払いのためにドルを購入していることが背景にある。

中国人民銀行(中央銀行)は基準値(中間値)を1ドル=6.4258元と前日の基準値よりも4ポイント元安に設定した。

今週の基準値は市場予想とほぼ同じかやや元安水準だったが、この日はロイターの予想(6.4306元)と比べて48ポイント元高だった。

国内スポット市場の元相場は1ドル=6.4283元で取引を開始し、0400GMT(日本時間午後1時)時点では前日終値比123ポイント安の6.4406元。

市場関係者によると、元相場は今週何度か1ドル=6.4元の水準を試したが突破できなかったため、同水準を超えて元高が進むとの観測は後退した。一部の輸出業者による為替差損回避のためのドル売り意欲も低下したという。

その一方で、最近のドル下落を受けて企業の間でドル需要が高まりつつある。

海外市場に上場している中国企業は通常5月から8月にかけて中間配当を実施する。こうした季節的なドル買いが元を圧迫する可能性がある。スタンダード・チャータードは今年の配当金を840億ドルと予想している。

一部の投資家によると、人民銀が11日に発表した第1・四半期の金融政策実施報告書が安心感をもたらした。

OCBC銀行のフランシス・チャン氏は「人民銀は生産者物価指数(PPI)が第2─第3・四半期に一段と上昇すると予想しながらも、輸入インフレを警戒していないことを示す内容だった」と指摘。「これは金融政策を反転させないことを改めて保証したと受け止められる可能性がある」との見方を示した。

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