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株式こうみる:行き過ぎた売り、需給悪化が背景=岩井コスモ証 林氏

[東京 13日 ロイター] -

<岩井コスモ証券 投資情報センター長 林卓郎氏>

日経平均株価は3日連続で大幅安となっており、きょうは値がさグロース株に対する売りが目立つ。時間外取引での米株先物や前日に大幅安となった台湾株をはじめとするアジア株が切り返し下値抵抗を示しているだけに、日経平均の大幅続落にはやや違和感がある。1月末の終値(2万7663円39銭=1月29日)との攻防が意識されており、これを下回ると売り圧力が強まりやすい。

行き過ぎた売りの背景には、需給の悪化があるとみている。アフターコロナの相場を見据えて、巣ごもり・DX(デジタルトランスフォーメーション)をはじめとするバリュエーションの高い銘柄は調整売りの対象となりやすい。国内ではあすSQ算出を控えていることや、相場格言の「セルインメイ(5月に売れ)」も意識されやすく、悪材料に反応しやすい。

ただ、鉄鋼株や銀行株などのバリュー株は買われているほか、企業決算を材料視した個別物色は活発化している。景気回復期待が追い風となり、機械株の一角もしっかり。値がさハイテク株の下げはきついが、全体的には悪い相場ではない。この先大幅に下げる材料も今のところ特段見当たらないため、日経平均は今の水準で下げ止まるとみている。

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