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上海外為市場=人民元ほぼ横ばい、米CPI上振れで先行きに不透明感

[上海 13日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場はほぼ横ばいで推移。米消費者物価指数(CPI)が予想を大幅に上回る伸びとなったことから、これまで先安観が強かったドルの見通しを見直す動きとなっている。

市場参加者はまた、海外株式市場に上場している中国企業による配当金支払いのためのドル購入が短期的に元相場を圧迫し続けると予想した。

外資系銀行のトレーダーは「米インフレ指標が短期的あるいは長期的な現象を反映しているのかを見極めるのは難しいが、現時点でドル指数が90を割り込む感じではなくなった」と述べた。

4月の米CPIは約12年半ぶりの大幅な伸びを記録した。

元が12日に急落したのを受け、中国人民銀行(中央銀行)は基準値(中間値)を1ドル=6.4612元と、市場予想より元安水準に設定。1日の元安方向への変動率としては3月9日以来の大きさ。

国内スポット市場の元相場は6.4560元で取引を開始。中盤時点では6.4552元と、前日終値比23ポイント高。

オフショア人民元は6.4537元に小幅に上昇。

みずほ銀行のアジア通貨チーフストラテジスト、ケン・チュン氏は、米連邦準備理事会(FRB)が実際に緩和策の縮小を開始すれば、元の底堅さが確認できるだろうと予想。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)に対応して米国などで実施した大幅利下げを中国が回避したことを理由に挙げ、「(米国債との)利回り差が元相場を下支えするはずだ」と語った。

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