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韓国中銀、政策金利据え置き コロナ急拡大で引き締め不透明に

 7月15日、韓国銀行(中央銀行)は市場の予想通り、政策金利を過去最低の0.50%に据え置いた。写真は韓国銀行。ソウルで2017年11月撮影(2021年 ロイター/Kim Hong-Ji)

[ソウル 15日 ロイター] - 韓国銀行(中央銀行)は15日、市場の予想通り、政策金利を過去最低の0.50%に据え置いた。同国では輸出が増加し、インフレが高まっているものの、新型コロナウイルス感染者の急増で景気回復が脅かされている。

ロイター調査では36人のアナリスト全員が据え置きを予想していた。

エコノミストは、韓国がアジアで最初に利上げに踏み切ると予想している。中銀の李柱烈総裁は6月、景気回復が順調に進めば、秩序だった手法で金融政策の正常化に着手するとの姿勢を示した。

ただ、アナリストらは、感染力の強い新型コロナウイルスの変異株「デルタ」の拡大を受け、差し迫った引き締めが排除される可能性もあるとみている。

HIインベストメント&セキュリティーズのアナリスト、キム・サンフン氏は「コロナ感染拡大が利上げ計画の障害として浮上しつつある」と指摘。その上で「10月の利上げの公算が大きい。特に、中銀が8月に、感染抑制に向けて一定の前進が得られた後に成長見通しをさらに引き上げた場合、その可能性が高まる」と述べた。

韓国中銀は年内にあと3回、政策決定会合を開く。次回は8月26日に予定されている。

李柱烈総裁が0220GMT(日本時間午前11時20分)から開く記者会見では、きょうの金利決定に反対した委員がいたかどうかなどが注目される。

7人で構成される政策委員会で反対票が出ると、通常その後数カ月間に政策変更につながる傾向がある。

(内容を追加しました。)

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