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上海外為市場=人民元上昇、GDP伸び鈍化が上値を抑制

[上海 15日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は上昇した。世界的なドル安基調を反映した。ただ、この日発表された第2・四半期の国内総生産(GDP)の伸びが予想を下回ったことで、上値は抑制されている。

中国国家統計局が15日発表した2021年4─6月期のGDPは前年比7.9%増となり、過去最大の伸びを記録した1─3月期の18.3%増から大きく鈍化。市場予想の8.1%増を下回った。

ナティクシス(香港)のアジア太平洋地域エコノミスト、GARY NG氏は「第2・四半期GDPは、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)からの回復がピークに達したことを示している。今後勢いは正常化し、構造的な要因に戻る見通しだ」との見方を示した。

中国人民銀行(中央銀行)は15日の人民元の対ドル基準値(中間値)を、約1週間ぶり高値となる1ドル=6.464元に設定した。前日基準値(6.4806元)と比べて166ポイント(0.26%)の元高となる。

国内スポット市場の人民元は1ドル=6.4620元で始まった後、中盤時点では6.4658元と、前日終値比32ポイントの元高で推移している。一時は6.4602元まで上昇した。

米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は14日、下院金融サービス委員会の公聴会で証言し、量的緩和縮小の開始など支援策の解除は「まだ先」との見解を示した。

トレーダーらによると、これを受けて序盤の市場ではドルが弱含んだという。

一方、HSBC(香港)のシニアFXストラテジスト、Wang Ju氏はリポートで「米中の金融政策の方向性が明確になったことで、年末に向けて米ドル/人民元が反発するはずだ」と述べ、年末には1ドル=6.6元まで元安が進むとの見通しを示した。

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