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UPDATE 1-中国人民銀、最優遇貸出金利を15カ月連続で据え置き

(情報を追加します)

[上海 20日 ロイター] - 中国人民銀行(中央銀行)は20日、銀行の貸出金利の指標となる最優遇貸出金利(ローンプライムレート、LPR)を15カ月連続で据え置いた。

1年物LPRは3.85%、5年物LPRは4.65%に維持した。

人民銀行は先に、予想外の預金準備率引き下げを発表しており、市場では利下げを予想する声が増えている。

ロイターが今週実施した調査では、トレーダー・アナリスト21人中11人が1年物と5年物双方の金利据え置きを予想。残り10人は1年物の金利引き下げを見込んでいた。

市場では、人民銀行が銀行間市場の流動性を微調整しているのではないかとの見方や、景気減速に歯止めを掛けるため、広範な金融緩和を開始するのではないかとの見方がくすぶっている。

人民銀行は先週、LRPの指標となる中期貸出制度(MLF)金利を据え置き、期日を迎えたMLF融資の一部をロールオーバーした。

ある国内銀行の債券トレーダーは「MLF金利が変わらない限り、商業銀行はLPRを引き下げる強い動機を感じないだろう」と述べた。

LPRは18行が毎月、MLFに一定のプレミアムを上乗せして報告する参照金利。

LPRをMLF金利よりやや高めに設定することで、理論上は、資金状況をより良く反映した金利で借り手が資金を借り入れることができる。

ノラムの中国担当チーフエコノミスト、Lu Ting氏は、先にまとめたリポートで「MLF金利の引き下げは、銀行の純利ザヤに直接悪影響を及ぼす。金融システムの安定に重大な影響を及ぼす」と指摘。

「当局にはこれ以上、銀行の利ザヤを圧縮する意図はないだろう。このため、政策金利の引き下げに非常に消極的だとみられる。予想される減速に対応するには、財政政策と人民銀行による融資に頼る可能性のほうが高い」と述べた。

国内銀行の別のトレーダーは「銀行間金利の動きは、実体経済の借り入れコストに影響を及ぼすはずだ。その逆ではない」と述べた。

中国の新規および既存融資の大半は1年物LPRに基づき金利が設定され、5年物LPRは住宅ローンの金利設定に影響する。

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