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FOMCこうみる:市場の関心は経済指標へ、ドルは110円前後で推移か=三菱UFJⅯS証 植野氏

[東京 29日 ロイター] - <三菱UFJモルガン・スタンレー証券 チーフ為替ストラテジスト 植野大作氏>

今回の米連邦公開市場委員会(FOMC)声明文発表からパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の会見までを振り返ると、マーケット参加者の間では様々な解釈が錯綜したようだ。

金融政策の正常化に向けた議論が前進していることは確認できたが、テーパリング(量的緩和の段階的縮小)の具体策についてパウエル議長は言葉を濁した印象。テーパリング議論はまだ煮詰まっていない段階だ、ということが分かった。

その結果、積極的なドル買いは進行しなかったが、金融政策正常化の動きは進展しているのでドル売りが加速するわけでもなく、中途半端な値動きになった。

8月末のジャクソンホール会議まで米国の金融政策関連の材料は乏しくなるため、市場参加者の視点は米経済指標や財政政策に移る。目先としてドル/円は109円台では底堅く、110円台では上値の重い動きとなり、110円を挟んで方向感を探る展開が続くとみている。

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