[18日 ロイター] - 米携帯電話サービス大手のTモバイルUSがサイバー攻撃を受けた問題で、同社は18日、後払い契約の顧客約780万人の個人情報に不正なアクセスがあったことが、現在進行中の調査で明らかになったと発表した。
同社は、ネット掲示板に顧客の個人情報が漏洩したとの投稿があり、先週終盤にサイバー攻撃に気付いたと表明。
前払い契約の顧客約85万人のデータと、元顧客・潜在的な顧客のデータ4000万件以上も盗まれたという。
漏洩したデータには、顧客の氏名、誕生日、社会保障番号、運転免許証の情報が含まれるが、金銭に関わる情報に不正なアクセスがあった形跡はないとしている。
TモバイルUSは16日、同社のデータに不正なアクセスがあったことを認めた上で、不正アクセスのエントリーポイント(入口)は既に閉じられたと確信していると表明していた。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」