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シドニー外為・債券市場=豪ドルとNZドルが小幅高、ワクチン接種進展

[シドニー 10日 ロイター] - オセアニア外国為替市場では豪ドルとニュージーランド(NZ)ドルが小幅高で推移している。国内で新型コロナウイルスのワクチン接種が急速に進み、景気回復への期待が強まった。

バイデン米大統領と中国の習近平国家主席が9日に電話会談を行ったことが明らかになり、米中関係改善への期待から地合いが改善した。

ニュースを受けて豪ドルは0.2%高の1豪ドル=0.7384米ドルとなった。0.7345米ドル付近が引き続き支持線となっている。週間では0.9%安だが、主要な支持線の0.7290米ドルと過去10カ月間の最安値(0.7107米ドル)を大きく上回っている。

NZドルは直近で1NZドル=0.7118米ドルで、週間ベースで0.4%安。0.7076米ドル付近で強い買い意欲が見られた。過去3カ月の最高値(0.7170米ドル)から遠くない水準にある。

オーストラリアでは新型コロナウイルス感染者が増えているが、ワクチン接種も急拡大している。ウエストパックの為替戦略部門トップ、リチャード・フラヌロビッチ氏はオーストラリアとニュージーランドはワクチン接種が進んでおり、制限が緩和されるだろうと指摘した。

「一方、年末に向けた米ドルの上昇余地はますます限られているようだ。今年後半の成長見通しが低下し、労働市場の回復見込みは不透明感が増している」と語った。

キウイバンクのチーフエコノミスト、ジャロッド・カー氏は第3・四半期のニュージーランドの成長率は5─7%のマイナスになるとの見方を示した。

しかし9月末までに新型コロナの警戒レベルが最低の1へ引き下げられると予想し、第4・四半期の成長率は8.5%前後の高い伸びが期待できると述べた。

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