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シドニー外為・債券市場=豪ドル下落、中銀総裁発言を受け

[シドニー 14日 ロイター] - オセアニア外国為替市場の豪ドルは下落。オーストラリア準備銀行(中央銀行)のロウ総裁が2024年までに政策金利を引き上げる可能性は低いとの見解を改めて示したことが背景。

豪ドルは0.3%安の1豪ドル=0.7344米ドル。

NABの経済担当ディレクター、タパス・ストリックランド氏は「オーストラリアのコアインフレ率は、中銀の目標である2ー3%を引き続き大幅に下回っており、金利の正常化では今後も後れを取るだろう」と指摘。

「市場は引き続き2023年下半期の利上げをある程度、織り込む見通しだ。当社の基本シナリオでは、依然として最初の利上げは2024年だ」と述べた。

オーバーナイト・インデックス・スワップ(OIS)は、2年先が2ベーシスポイント(bp)低下し0.14%。現行の政策金利0.10%に近い水準となった。

豪10年債利回りは1.26%と、米債利回りを7bp下回っており、豪ドルの圧迫要因になっている。

ロウ総裁は、第4・四半期に経済活動が急速に持ち直すと予想。今後も量的緩和の縮小を続け、来年中に債券買い入れを全て停止する可能性が高いとの見通しも示した。

ニュージーランド(NZ)準備銀行については、早ければ来月にも利上げを開始するとの見方が出ており、これがNZドルの支援要因になっている。

NZ10年債利回りは1.89%で、米債利回りを56bp上回っている。2017年以降、この水準が持続したことはない。

NZドルは1NZドル=0.7108米ドル。8月の安値0.6807米ドルを大幅に上回っている。

利回り格差を背景に、NZドルは過去3カ月間、対豪ドルで着実に上昇。1豪ドル=1.0313NZドルと16カ月ぶりの高値を記録した。

ニュージーランド不動産協会(REINZ)が14日発表した8月の住宅価格は前年同月比25.7%上昇。今週発表となる国内総生産(GDP)は前期比1.3%増、前年同期比では16%以上の増加が予想されている。

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