for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up

上海外為市場=元上昇、米CPI発表控え 流動性逼迫の兆しも

[上海 14日 ロイター] - 上海外国為替市場では、14日に米消費者物価指数(CPI)が発表されるのを控え、人民元が対ドルで上昇した。また、インターバンク市場では元への強い需要からスワップポイントが6年ぶり高水準を付けた。

市場は、米連邦準備理事会(FRB)の緩和縮小(テーパリング)開始時期について手掛かりを得ようと、CPIに注目している。

中国人民銀行(中央銀行)は取引開始前に人民元の基準値(中間値)を1ドル=6.45元に設定。これは前日から3ポイントの元安水準。

国内スポット市場は6.4488元で始まり、中盤は前営業日終値比53ポイント元高の6.4472元で推移。

トレーダーによると、来週開催される連邦公開市場委員会(FOMC)の声明で、新型コロナウイルス流行を受けた刺激策の縮小開始時期について考察が得られるとみられ、人民元は短期的には引き続きドル動向に追随するする可能性が高いという。

米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは10日、FRB当局者が11月のテーパリング開始に向け、来週の会合で合意を目指していると報じた。

一方、銀行間取引市場における流動性逼迫の兆候も相場を支援。指標となる1年物のドル/人民元スワップは、2015年8月以来の水準となる1840ポイントまで急上昇。また、短期スワップも上昇した。

トレーダーによると、スワップポイント上昇は、銀行が四半期末に向け人民元のポジションを拡大する必要があることや、10月1日から始まる1週間の国慶節休暇を前にしたものだという。

また、投資家は15日に行われる人民銀の公開市場操作にも注目。6000億元(930億7000万ドル)規模の中期貸出制度がこの日に期限を迎える。

スコティアバンクの外為ストラテジスト、Gao Qi氏は「流動性を十分なレベルに保つため、人民銀は年後半、おそらく10月の国慶節前後に、預金準備金率(RRR)をさらに50ベーシスポイント引き下げるだろう」と予想した。

※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください

for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up