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トヨタ株はしっかり、市場では業績上振れ余地を評価

 11月4日の東京株式市場で、トヨタ自動車はしっかりの展開。午後の決算発表後、神経質な値動きとなったが、市場では上振れ余地を含んだ好業績を評価する声が出ており、小幅高となった。上海で4月撮影(2021年 ロイター/Aly Song)

[東京 4日 ロイター] - 4日の東京株式市場で、トヨタ自動車はしっかりの展開。午後の決算発表後、神経質な値動きとなったが、市場では上振れ余地を含んだ好業績を評価する声が出ており、小幅高となった。

午後1時25分の決算発表後、今期業績見通しの上方修正と自社株買いが好感され、一時前営業日比2.5%超高の2100円と上場来高値を更新したが、「今期見通しは円安影響除くと資材高騰などで実質は下方修正」(近健太取締役執行役員)と伝わると上げ幅を縮小した。

トヨタは4日、22年3月期の連結業績見通しを上方修正し、営業利益を従来予想の2兆5000億円から前年比27.4%増の2兆8000億円に引き上げた。部品不足による減産で販売計画を引き下げ、原材料高のマイナス影響もあるが、円安が追い風となる。

IBESがまとめたアナリスト21人の予測平均値は2兆9240億円。販売台数計画の引き下げや原材料高の影響があるものの、円安が追い風となる。通期予想の前提となる為替レートは円安方向に見直し、1ドル=110円(従来は105円)、1ユーロ=128円(同125円)とした。

また、同社は発行済み株式の0.86%に当たる1500億円を上限に自社株買いを行うと発表した。取得期間は2021年11月5日から2022年3月31日までとなる。

市場では「足元の環境で(業績予想を)上方修正してきたのは好感されてもおかしくない。想定為替レートは足元の為替レートより円高のため、上方修正の余地もある。資源価格がピークアウトする可能性もある」(いちよしアセットマネジメントの秋野充成上席執行役員)との声が聞かれた。

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