for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up

上海外為市場=元、対ドルで横ばい 対主要通貨では約6年ぶり高値

[上海 24日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は対米ドルでほぼ横ばいで推移したが、対主要通貨バスケットでは約6年ぶりの高値を付けた。

市場参加者によると、貿易黒字の拡大を背景に国内輸出業者による元買い・ドル売りが加速しており、元相場は総じて堅調な米ドルに対して底堅い相場展開を続けている。

中国人民銀行(中央銀行)は取引開始に先立ち、基準値を1ドル=6.3903元と前日の基準値に比べて26ポイント元高に設定。

元高方向の基準値設定を受けて、主要通貨に対する貿易加重ベースでの人民元の価値を示すCFETS人民元指数は102.53と、2015年12月3日以来の高水準を付けた。年初からは8.11%上昇している。

国内スポット市場の元/ドルの年初からの上昇率は2.14%にとどまっている。

オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)のアジア担当シニアストラテジスト、アイリーン・チュン氏は「当局は人民元指数を抑えるよりも、米ドル/元を支えるのに注力してきたようだ」と指摘。

最近の予想より元安方向の基準値設定や国有銀行による不定期のドル買いは、1ドル=6.36─6.37元よりも元高が進まないよう天井を設けていると分析した。

スポット市場の元は6.3890元で取引を開始し、中盤時点は前日終値比5ポイント元高の6.3918元となった。

チュン氏は、米連邦準備理事会(FRB)は金融政策の正常化に着手したが、元相場の底堅い展開は続くと予想した。

ただ、ある中国銀行のトレーダーは、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)以降の輸出急拡大は持続不可能な一方、来年にFRBが利上げに踏み込む可能性があるため、ドル建て資産に資本が向かうのは確実だと指摘した。

※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください

for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up