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上海外為市場=人民元堅調、企業からの需要強く 是正措置観測も

[上海 25日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は堅調。年末に伴う中国企業からの元需要が依然強い。一方、輸出への影響が懸念される中、一部エコノミストは中国当局が元高是正に乗り出すと見込んでいる。

中国人民銀行(中央銀行)は取引開始に先立ち、人民元の対ドル基準値を1ドル=6.3980元に設定。前営業日(6.3903元)比77ポイントの元安。

スポットの人民元は6.3922元で始まり、中盤時点では前営業日終値比39ポイント高の6.3882元。

トレーダーによると、各企業が受け取ったドルを人民元に交換しようとする中、元需要は引き続き堅調。当面この傾向は変わらず、元を支援する見通し。

中国企業は例年、さまざまな支払いが到来する年末にかけて人民元に対する需要を強める傾向にある。一部トレーダーによると、最近の元高も為替差損を抑えようとする企業のドル売りを促している。

ただ、一部エコノミストは、中国の輸出競争力を侵食し始め、当局の是正措置を促す恐れがあるため、元高は続かない可能性があると指摘する。

ノムラの中国担当チーフエコノミスト、陸挺氏はノートで「為替操作国に認定されることへの懸念を主な理由として、経常・金融収支を通じた大規模な外貨流入にもかかわらず、人民銀による外貨の純買い入れは2020年初めからちょうどゼロになっている」と指摘。「強い元は将来の輸出に大きな逆風となる。われわれは中国当局が向こう数カ月以内に元高について再考を迫られると予想している」とした。

中盤時点で、ドル指数は96.733。オフショア人民元は1ドル=6.3917元。

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