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株式こうみる:南ア変異株警戒した売り、過度な織り込みは一巡か=三井住友DSAM 市川氏

[東京 26日 ロイター] - <三井住友DSアセットマネジメント チーフマーケットストラテジスト 市川雅浩氏>

南アフリカで新型コロナウイルス変異株が広がっているとの報道で警戒感が強まった。米国では感謝祭で海外勢が少ない中、投機的な売りも重なって下げ幅が拡大したようだ。

過去の感染拡大局面では、各国の経済対策や金融政策を踏まえ、市場が景気の先行きに自信を持てた際に株価が上がった。仮に今後、変異株の感染が拡大した場合、同様の対応が打たれるかがポイントになりそうだ。

前日の日経平均の株価収益率(PER)は14.1倍で、2015─2019年の平均14.2倍とほぼ同水準だった。きょうの下げで低下しているとしても、今年の夏場には12─13倍程度の場面があっただけに、下げ余地はまだありそうだ。めどとしては10月29日安値(2万8475円06銭)が意識される。

ただ、きょうの下落はペースが速い。かなり悪いシナリオを織り込んだ印象がある。いったん割り込んだ200日移動平均線(2万8900円台半ば)を回復し、下げ止まれるかが目先の焦点となる。

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