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株式こうみる:市場は「コロナ慣れ」、一時的調整の可能性も=大和証 末廣氏

[東京 26日 ロイター] -

<大和証券 シニアエコノミスト 末廣徹氏>

日経平均がなかなか上値を伸ばせない中、新型コロナ変異株に関する悪材料が突如出てくると、投資家はリスクオフムードに動きやすい。政局不安による投資家心悪化で日本株がもたついていた時のことを踏まえると、今の水準は売りが出やすい水準と捉えることができる。年末要因も重なり、「今のうちに売っておこう」という心理が働きやすい。

ただ、銘柄の選別はより難しくなってきている。きょうのような相場では、グロース株など直近で利益を出していた銘柄中心に売るのが自然な流れだろうが、一方でコロナ感染拡大の局面ではグロース株が買われやすいのも事実だ。きょうの動きをもって日本株を語るのは時期尚早とみている。この先、比較的グロース株が少なく出遅れている日本株の中でも、景気敏感株を中心とした売りが加速するとなると悪いサインとなるだろう。

今後の注目ポイントは、この変異株が実際経済にどの程度の影響を与えるかだ。市場はある意味「コロナ慣れ」しているため、過去の調整と比較すると影響は一時的なものにとどまるかもしれない。来週以降は変異株へのワクチンの有効性や、変異株の感染拡大に関するヘッドラインに左右されそうだ。

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