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日立、部品子会社で不正検査 安全性に問題なし

12月22日、日立製作所の子会社、日立Astemoは、ブレーキ構成部品やサスペンション構成部品で定期試験を実施していなかったなどの不適切行為があったと発表した。写真は日立のロゴ。チューリヒで昨年9月撮影(2021年 ロイター/Arnd Wiegmann)

[東京 22日 ロイター] - 日立製作所の子会社、日立Astemo(アステモ)は22日、ブレーキやサスペンションの部品を生産する際に、必要な検査を一部実施していなかったことが判明したと発表した。出荷前に行われた他の検査やデータによる性能評価などを通じて、安全性に問題がないことは確認済みだという。

不正があったのは山梨工場(山梨県南アルプス市)と福島工場(福島県桑折町)。山梨では2003年10月から今年3月までの間、ブレーキを構成する5製品の約5万7000件について、検査を実施せず報告書に虚偽のデータを記載していた。

福島工場では2000年ごろから今年10月までの間、サスペンション4製品の約1000万本弱で規定に適合しない基準を用いて検査を行うなどして、本来であれば不合格となる製品を出荷していた。

会見したブリス・コッホCEOによると、不正検査のあった部品の納入先は2工場合わせて16社。具体名は伏せたが、大半が日系の完成車メーカーと大手部品メーカーだという。商用車に部品が使われた例は見つかっていない。

同社は社外弁護士による特別調査委員会を設置し、来年半ばにまでに事実関係の詳細や原因を究明し、再発防止策を策定するとしている。「安全性に問題がないことは確認できたが、不正が引き継がれてきたのは事実。意図的なのか認識不足なのか等も含め、調査委員会にすべて明らかにしてもらう」(コッホCEO)という。

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