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ユーロ圏金融・債券市場=利回り低下、予想下回る米PPIで

    [ミラノ 13日 ロイター] - ユーロ圏金融・債券市場では、
国債利回りが序盤の上昇から一転、低下した。米の21年12月の卸売
物価指数(PPI)が市場予想を下回ったことで、投資家の安心感を誘
った。
    サクソバンクの金利ストラテジスト、アルテア・スピノッツィ氏は
「ユーロ圏の債券利回りは米PPIの発表直後から低下した。現時点で
は、投資家の間でも意見が分かれている。一部では、米連邦準備理事会
(FRB)が『タカ派』過ぎて、将来の成長に影響を及ぼす過ちを犯し
かねないとの見方もある」と指摘した。   
    米労働省が13日に発表した12月のPPI(最終需要向け財・サ
ービス)は、前月比0.2%上昇と11月の1.0%上昇から鈍化し、
20年11月以来13カ月ぶりの小幅な伸びとなった。前年同月比は9
.7%上昇した。市場では前月比0.4%上昇、前年同月比9.8%上
昇が予想されていた。
    FRB幹部らは、インフレ高進に対処するため、早ければ3月にも
金融引き締めに踏み出す意向を示している。
    これを受けて、今月に入ってから米国債利回りは急上昇し、ユーロ
債利回りも上昇した。    
    1420GMT(日本時間午後11時20分)時点で、独10年債
利回りは3ベーシスポイント(bp)低下のマイナス0.
085%。11日にはマイナス0.014%まで上昇し、19年5月以
来となるプラス圏に迫っていた。
    イタリア10年債利回りは4bp低下の1.29%。
    ただ、市場は依然として不安定で、序盤の取引では利回りは上昇し
ていた。
    各国の国債発行が盛んになるこの時期に、アイルランドとキプロス
が10年債を新規発行。それぞれ35億ユーロ、10億ユーロを調達し
た。
    イタリアも3年債と7年債の入札を実施し、予定額上限の70億ユ
ーロを調達した。ただ、利回りは20年7月以来の高水準となった。
 <金利・債券>                                                
 米東部時間11時56                                              
 分                                              
 *先物             清算値   前日比  前営業日終  コード
                                             盤  
 3カ月物ユーロ     100.57     0.00      100.57         
 独連邦債2年物     112.00    +0.01      111.99          
 独連邦債5年物     133.00    +0.13      132.87          
 独連邦債10年物   170.71    +0.49      170.22          
 独連邦債30年物   206.14    +1.94      204.20          
 *現物利回り       現在値   前日比  前営業日終  コード
                                             盤  
 独連邦債2年物     -0.603   -0.010      -0.590            
 独連邦債5年物     -0.398   -0.014      -0.384            
 独連邦債10年物   -0.087   -0.028      -0.098             
 独連邦債30年物    0.207   -0.051       0.255             
 

    
 (ーからご覧ください)
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