[ロンドン 7日 ロイター] - ユーロ圏金融・債券市場では、 独連邦債利回りが上昇後、低下に転じた。一部では予想される欧州中央 銀行(ECB)の金融引き締めの大部分はすでに織り込み済みとの見方 も出ているが、ECBが積極的な引き締めを実施するとの観測もなお消 えていない。 オーストラリア準備銀行(中央銀行)が7日にオフィシャルキャッ シュレートを50ベーシスポイント(bp)と、予想より大幅に引き上 げたことに加え、オーバーナイトの取引で米国債が売られたことで、当 初ユーロ圏国債価格に下向き圧力がかかった。 独10年債利回りは一時1.343%と、8年ぶりの 高水準を付けたが、その後は2.5ベーシスポイント(bp)低下の1 .301%。 独2年債は11年ぶり、独5年債は9年ぶり の高水準を付けたが、その後は共に約2bp低下した。 イタリア10年債利回りは一時3.55%と、201 8年11月以来の高水準を付けた。その後は上げ幅を縮小し、0.5b p上昇の3.41%。 独伊10年債利回り格差は211bpと、3bp拡 大した。 <金利・債券> 米東部時間13時5 分 *先物 清算値 前日比 前営業日 コード 終盤 3カ月物ユーロ 100.25 +0.01 100.24 独連邦債2年物 109.87 +0.06 109.81 独連邦債5年物 125.51 +0.25 125.26 独連邦債10年 149.53 +0.58 148.95 物 独連邦債30年 157.58 +1.20 156.38 物 *現物利回り 現在値 前日比 前営業日 コード 終盤 独連邦債2年物 0.667 -0.031 0.699 独連邦債5年物 1.036 -0.030 1.061 独連邦債10年 1.296 -0.038 1.332 物 独連邦債30年 1.530 -0.053 1.582 物 (ーからご覧ください)
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