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シドニー外為・債券市場=豪ドル、対円で7年ぶり高値

[シドニー 8日 ロイター] - オセアニア外国為替市場の豪ドルは、対円で7年ぶりの高値を付けた。豪準備銀行(RBA)がタカ派姿勢を強めるとの見方が広がっている。

一時1豪ドル=96.19円まで上昇。過去2週間で5.7%値上がりしている。対ニュージーランド(NZ)ドルでも1豪ドル=1.1160NZドルと、4年ぶり高値に値上がりした。

対米ドルでは0.7204米ドルと小幅安。200日移動平均線(0.7257米ドル)が再び上値抵抗線となった。

NZドルは1NZドル=0.6458米ドルに下落。前日の海外市場で2週間ぶり安値の0.6423米ドルまで下落した。

市場では、RBAが50ベーシスポイント(bp)の利上げを実施したことを受けて、引き締めペースが速まるとの観測が浮上。先物市場は7月に政策金利が50bp引き上げられ1.35%になると予想。9月には2%、年末には3%に達すると見込まれている。

大半のエコノミストは、ここまでタカ派的ではないが、RBAがインフレに対する姿勢を大幅に変えたとの見方は示している。

NABのグループチーフエコノミスト、アラン・オスター氏は「RBAは政策金利をできるだけ早く中立金利に上げたいと考えている。ロウ総裁は以前、中立金利が2.50%前後との見方を示している」と指摘。7月と8月に50bp利上げがあり、政策金利が年末に2.1%に達するとの見方を示した。

「こうした金利の大幅な調整は、来年にかけて経済に大きな影響を及ぼす」とし、来年については2回の25bp利上げのみを予想した。

債券市場も、短期的な利上げ加速で来年にはインフレが抑制されるとの見方を織り込んでおり、イールドカーブが大幅にフラット化している。

豪3・10年債利回りスプレッドは過去半年で半分以下に縮小して32bpと、2020年初めの新型コロナウイルス流行直前以来の低水準。

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