[8日 ロイター] - ロンドン株式市場は続落して取引を終えた 。中央銀行による積極的な金融引き締めが世界経済の成長を抑制すると の懸念から売りが優勢となった。 FTSE350種銀行株指数、鉱業株指数<.FTNMX5 51020>がそれぞれ0.93%、0.38%下落したのが相場の足を引っ 張った。 ハーグリーブス・ランズダウンのシニア市場アナリスト、スザンナ ・ストリーター氏は、景気減速が借り入れにどのように影響するかにつ いての懸念が投資家を神経質にさせているため、金融株は今日の取引で 回復力を示せなかったと述べた。 市場は、欧州中央銀行(ECB)が9日の理事会で急速な利上げへ の基礎固めをすると見ている。短期金融市場は8日、ECBが9月まで に政策金利を75ベーシスポイント(bp)引き上げると予想した。 また、市場はイングランド銀行(英中央銀行)が6月の会合で25 bpの追加利上げを決めると織り込んでいる。 中型株で構成するFTSE250種指数は0.43%下げ た。 格安航空会社(LCC)ウィズエアーは9.5%下落。キ ャンセルや、特に英国の空港での「運営上の一時的な中断」により多額 のコストが発生し、2022年第1・四半期は営業損失を見込んでいる と発表したことが嫌気された。 <株式指数> 終値 前日比 % 前営業日 コード 終値 FTSE100種 7593.00 -5.93 -0.08 7598.93 (ーからご覧ください)
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