[東京 9日 ロイター] -
INPEX、石油資源開発の両銘柄が連日の年初来高値を更新となるなど、資源関連株が堅調となっている。米国時間に原油先物が2%を超えて上昇、13週ぶりの高値水準になっていることが材料視された。
イランなどの一部産油国からの供給懸念が払拭されない中、米ガソリン需要の増加が続き、経済再開が期待される中国の原油需要も増大するとの見方が出ているなど、原油価格に先高感が強いことが、関連銘柄に対する市場見方を強気に傾斜させている。
清算値は北海ブレント先物が3.01ドル(2.5%)高の1バレル=123.58ドル、米WTI先物が2.70ドル(2.3%)高の122.11ドル。共に清算値としては3月8日以来の高水準となった。
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