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[東京 9日 ロイター] - シャープが大幅に反落している。2023年3月期の連結純利益が前期比32%減の500億円になりそうだと8日に発表し、手掛かりになっている。IBESがまとめたアナリスト10人のコンセンサス予想595億円を下回った。株価は一時、8%超安に下落した。
売上高は増収の見通しだが、円安や大型液晶パネルの市況悪化などの影響で減益の見通しとした。売上高予想は前期比8%増の2兆7000億円、営業利益予想は同23%減の650億円。
足元の中国ロックダウンの影響のほか、半導体や原材料価格の高止まりなどサプライチェーンの混乱、円安の影響が当面続く前提としている。完全子会社化する堺ディスプレイプロダクトの業績見通しも織り込んだ。
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