[上海 9日 ロイター] - 中国株式市場は下落して前引けた。中国・上海市の一 部区域で新型コロナウイルス対策のロックダウン(都市封鎖)が再び導入されたことや、 成長株に利益確定の売りが出たことが相場を圧迫した。 上海総合指数前場終値は15.9372ポイント(0.49%)安の324 7.8562。 上海と深センの株式市場に上場する有力企業300銘柄で構成するCSI300指数 前場終値は26.807ポイント(0.64%)安の4193.005。 中国・上海市の一部区域は9日、ロックダウンを再び開始した。中心部の閔行区では 感染リスク管理を名目に住民の外出を2日間禁止する措置が取られた。 この日発表された5月の中国貿易統計によると、ドル建て輸出は前年比16.9% 増加し、伸び率はアナリスト予想を上回った。輸入も4.1%増加し、3カ月ぶりに拡大 した。 成長株が利食い売りに押され、半導体株は3%近く下落、ニューエネル ギー関連株も1.4%下げた。 香港株式市場も下落。 前場終値はハンセン指数が52.99ポイント(0.24%)安の2万196 1.60、ハンセン中国企業株指数(H株指数)は30.10ポイント(0.3 9%)安の7649.50。 中国 前場終値 前日比 % 始値 上海総合指数 3,247.8562 - 15.9372 - 0.49 3,259.4899 前営業日終値 3,263.7934 CSI300指数<.CS 4,193.005 - 26.807 - 0.64 4,211.723 I300> 前営業日終値 4,219.812 香港 前場終値 前日比 % 始値 ハンセン指数 21,961.60 - 52.99 - 0.24 22,121.53 前営業日終値 22,014.59 ハンセン中国株指数<. 7,649.50 - 30.10 - 0.39 7,729.55 HSCE> 前営業日終値 7,679.60 (リフィニティブデータに基づく値です。前日比が一致しない場合があります)
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