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シドニー外為・債券市場=下げ一服、豪国債利回り上昇が支援

[シドニー 15日 ロイター] - オセアニア外国為替市場では豪ドルとニュージーランド(NZ)ドルの下げが一服。米連邦準備理事会(FRB)の大幅利上げ観測を背景に米ドルが全般的に上昇する一方、豪国債利回りの上昇が一定の支援材料となっている。

豪ドルはオーバーナイトで0.8%安の0.6850米ドルを付け1カ月ぶり安値を更新したが、この日は0.6913米ドルまで回復。

NZドルもオーバーナイトで0.7%下落し、2年ぶり安値となる0.6197米ドルを付けた。直近は0.6237米ドル。

豪準備銀行(中央銀行)のロウ総裁は14日のテレビ番組で、国内のインフレ率は1カ月前の想定よりはるかに高い水準になる見通しとし、「断固とした」措置で対応する必要があるとの認識を示した。

豪最低賃金の大幅引き上げが15日発表されたこともインフレリスクを高める可能性がある。

こうした中、金利先物は豪中銀が次回7月の理事会で75bp利上げする可能性を幾分織り込む水準となった。ただ、依然として50bp利上げの方が可能性が高いとみられている。

ゴールドマン・サックスのエコノミストはロウ総裁の発言について「初期段階でより大幅な利上げを行う引き締めサイクルに整合するもの」と分析。「当社はこれまで通り7月の50bp利上げを予想しているが、8月と9月についても50bpの追加利上げを見込む」と述べた。10、11、12月の理事会では25bp利上げにペースを落とすとの見方を示した。

積極的な利上げ観測を背景に豪国債は下落。3年債利回りは3.76%と2012年初め以来の水準に上昇した。10年債利回りも4.087%と14年以降初めて4%を上回り、米国債との利回り格差は66bpと6年ぶりの大きさとなった。

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