for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up

上海外為市場=人民元堅調、景気回復を好感 FOMCに注目

[上海 15日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は対ドルで上昇。景気の回復で地合いが改善している。市場では米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果に注目が集まっている。

5月の中国鉱工業生産は予想外のプラスを回復し、同国経済は大幅鈍化した前月から幾分安定した。しかし消費はなお弱く、新型コロナウイルス関連規制の影響が続く中、政策当局者の課題が浮き彫りとなった。

みずほ銀行のアジア通貨担当チーフストラテジスト、ケン・チュン氏は「全体としてはロックダウン(都市封鎖)後の最悪期が過ぎたことを示す心強い内容だった。今年の中国経済に対する弱気な見方の修正に道が開けた」と述べた。

中国人民銀行(中央銀行)は、この日の基準値(中間値)を1ドル=6.7518元と、1カ月ぶりの元安水準に設定。前日基準値に比べて36ポイントの元安だった。

スポット市場のオンショア人民元は1ドル=6.7270元で取引を開始。中盤のレートは6.7194元と、前日終値比231ポイントの元高だった。

市場の関心はFOMCに移っている。75ベーシスポイント(bp)の利上げが広く予想されている。

人民銀行はこの日、中期貸出制度(MLF)金利を据え置いたが、一部の市場関係者は米連邦準備理事会(FRB)の利上げを意識して、MLF金利の引き下げを見送ったと分析。

キャピタル・エコノミクスの中国担当エコノミストは「海外で最近、金利が急上昇しているため、人民銀行は今回の景気サイクルでは正式な利下げを行わない可能性がある」との見方を示した。

中盤のオフショア人民元は1ドル=6.7289元。

※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください

for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up