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午後3時のドルは上昇し134円前半、米FOMC通過で買い戻し優勢

[東京 16日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日のニューヨーク市場終盤(133.83/85円)から上昇し、134.26/28円で推移している。米連邦公開市場委員会(FOMC)後の調整売りが一服。株高を背景としたリスクオンの流れや時間外取引の米長期金利の上昇を材料にドルが買い直された。

6月16日 午後3時のドル/円は、前日のニューヨーク市場終盤(133.83/85円)から上昇し、134.26/28円で推移している。写真は米ドル紙幣。2009年11月撮影。(2022年 ロイター/Rick Wilking)

ドルは材料出尽くで調整売りが進んだことから、「押し目を拾いたい市場参加者が多かった」(国内金融機関)という。仲値にかけては実需によるドル買いも入り、一時134.68円まで上昇。その後はあすの日銀金融政策決定会合を控えて内容を見極めたいとの見方から、小動きとなった。

米連邦準備理事会(FRB)は14-15日開催のFOMCでフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を75ベーシスポイント(bp)引き上げた。また、新たな金利・経済見通しで示されたFF金利見通し中央値は2022年末が3.4%、23年末が3.8%と3月会合から大幅に上方修正された。

モルガン・スタンレーMUFG証券のエクゼクティブディレクター、杉崎弘一氏は、「タカ派的な内容であるものの、事前の織り込みが進んでおり、市場コンセンサス対比ではハト派に映った」といい、ドル高とリスクオフの流れが和らいだという。

杉崎氏は、米イールドカーブの市場のプライシングはFRBのドットチャートの予想値と一致しており、今後出てくる経済指標次第で、ドルはどちらの方向にも動くと予想。ただ、あすの日銀会合で、現状の政策が維持されれば、「日米の金融政策のスタンスが鮮明になり、ドル/円は上方向にいきやすい」とみる。

ユーロ/ドルは1.0426/30ドルと弱含み。欧州中央銀行(ECB)は15日の臨時会合で域内金利差拡大に対応するため、パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)の再投資の柔軟な運用を明らかにしたものの、目新しい話ではなかったことから失望売りが出ていた。

みずほ証券のチーフ為替ストラテジスト、山本雅文氏は「インフレは鈍化しておらず、大幅利上げのシナリオが残る。市場の分断を防ぐ枠組みが出来れば、スプレッドの拡大も一服するとみられ、ユーロは再び上昇していく可能性が高い」との見方を示した。

イングランド銀行(BOE、英中央銀行)はきょうの金融政策委員会(MPC)で、0.25%の利上げを実施する見通し。ただ、同時に景気減速懸念も広がっており、ポンドの値動きは激しくなるとみられている。

ドル/円   ユーロ/ドル ユーロ/円

午後3時現在 134.26/28 1.0426/30 140.02/06

午前9時現在 134.05/07 1.0455/59 140.17/21

NY午後5時 133.83/85 1.0443/46 139.79/83

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