[東京 16日 ロイター] - 公明党の山口那津男代表は16日のグループインタビューで、足元の円安進行に関し、日銀の判断を尊重すると述べ、円安を活用した施策の重要性を列挙した。
山口代表は「為替政策については日銀の独立性を尊重する」として「円安のコントロールは日銀に任せる」と述べた。その上で、「円安を受けてどのような財政政策が必要か検討が必要」と強調し、具体例として農産物の輸出拡大や、感染症対策を踏まえた上での外国人観光客の受け入れ拡大などを挙げた。
原発をめぐり「原発ゼロを積極的に発信したことはない」と指摘し、安全性の確認された原発の再稼働を進めつつ、原発依存度を低減する従来方針を確認した。原発の新増設は国民の理解が得られないとして反対の立場も改めて表明した。
*この記事の詳細はこの後送信します。新しい記事は見出しに「UPDATE」と表示します。
竹本能文
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」