[ワシントン 17日 ロイター] - コンファレンス・ボード(CB)が17日発表した5月の米景気先行指数は4月に続き低下し、成長の減速を示唆した。
5月は前月比0.4%低下。市場予想と一致した。
CBの経済調査部門シニアディレクターのアタマン・オジャルディリム氏は「指数はなお歴史的高水準にあるものの、目先経済活動が弱まる可能性を示唆する。金融引き締めが経済成長を一段と鈍らせるとみられる」と述べた。
5月は、株価下落や住宅建設の鈍化、消費者期待感の低下が指数を押し下げた。
ムーディーズ・アナリティクスのエコノミスト、ジャスティン・ベグリー氏は「指数は歴史的高水準にあるものの、連続して低下したのは目先の見通し悪化を意味する。成長も低迷するとみられる」と述べた。
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