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シドニー外為・債券市場=豪ドルとNZドル軟調、景気後退懸念で 豪国債には買い

[シドニー 23日 ロイター] - オセアニア外国為替市場では豪ドルとニュージーランド(NZ)ドルが軟調。世界的な金融引き締めがリセッション(景気後退)を招き、コモディティー(商品)価格を下落させるとの懸念が強まった。一方、豪国債価格は上昇(利回りは低下)している。

豪ドルは0.4%安の0.6897米ドル。夜間には0.6881米ドルまで下落した。チャート上で最近の「ウェッジ・フォーメーション」から下降すると、先週の安値である0.6850米ドルを試し、5月安値0.6829米ドルまで後退するリスクがある。

NZドルは夜間に0.6244米ドルまで下落した後、0.6260米ドルでもみ合い。主要支持線は最近の安値0.6197米ドル。

パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長は22日、上院銀行委員会の公聴会で、FRBは40年ぶりの高水準で推移するインフレを引き下げることに「強くコミット」しており、「そのために迅速に」行動しているとの見解を示した。インフレ阻止のために景気後退を誘発しようとしているのではなく、景気後退リスクがあっても物価抑制に全力を傾けているとした。

一方、景気後退リスクはインフレ懸念に悩まされていた債券にとって買い材料となり、豪10年物国債利回りは3.825%まで低下し、先週付けた今年のピーク4.125%から離れた。

米国債に対するスプレッドは先週の約90ベーシスポイント(bp)から68bpに縮小した。

豪3年債利回りも、最近のピーク3.767%から3.44%に低下。ただ、市場は引き続き豪中銀の大幅な利上げを織り込んでいる。

ウエストパックのチーフエコノミスト、ビル・エバンス氏は23日、政策金利(現在0.85%)見通しを上方修正し、7月と8月にそれぞれ50bpの利上げを予想。金利のピークを2.35%ではなく2.6%と見込むが、それでも市場予想の4.0%には遠く及ばない。

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