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北朝鮮、前線部隊の行動計画増強へ 戦争抑止力を強化=KCNA

[ソウル 24日 ロイター] - 北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)は24日、朝鮮労働党の会議で前線部隊の行動計画増強が決定され、金正恩総書記が敵対勢力を圧倒するため自衛能力を強化するよう命じたと伝えた。

 6月24日、北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)は、朝鮮労働党の会議で前線部隊の行動計画増強が決定され、金正恩総書記(写真)が敵対勢力を圧倒するため自衛能力を強化するよう命じたと伝えた。写真はKCNA提供。12日に平壌で撮影(2022年 ロイター)

金総書記は党中央軍事委員会拡大会議を23日まで3日間開いた。

北朝鮮が約5年ぶりに核実験を行うのではないかとの観測が高まる中、同会議に注目が集まっていた。米国と韓国の当局者は、北朝鮮の核実験について「いつでも」実施可能だと指摘している。

KCNAによると、会議では「戦争抑止力を一段と強化するため軍事的保証を提供するという重要な問題を検討、承認」した。

北朝鮮は、今回の会議で行動計画の修正に言及し「重要な軍事行動計画」に基づいて、前線部隊の作戦任務を強化することを決定したとしている。

KCNAはこの計画について詳しく伝えていない。アナリストによると、韓国を念頭にしているとみられる。

韓国・統一研究院のシニアフェロー、ホン・ミン氏は「北朝鮮は核能力を指す戦争抑止力という言葉を使用していることから、新しい作戦計画に戦術核兵器使用の可能性を加えた可能性がある」と指摘した。

国営メディアは前日、北朝鮮の高官らが朝鮮半島の東海岸地域とみられる地図を前に会談している写真を公開した。

韓国の尹錫悦大統領は今回の会議について問われ、北朝鮮の活動に対して「確固たる対応」を準備していると述べた。

KCNAの報道は、北朝鮮の核・弾道ミサイルプログラムに直接触れていないが、ミサイル開発を主導してきた李炳哲氏が党中央軍事委の副委員長に選出されたとしている。

統一研究院のホン氏は「北朝鮮の核開発プロセスにおける李氏の象徴的な地位を考えると、副委員長への選出は戦略・戦術兵器の開発を加速させる意志を示すものだ」と述べた。

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