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参院選こうみる:岸田政権の長期化濃厚、日本株優位の状況継続か=三菱UFJMS証 藤戸氏

[東京 11日 ロイター] -

<三菱UFJモルガンスタンレー証券 チーフ投資ストラテジスト 藤戸則弘氏>

参議院選挙は自民党が大勝したと言ってよい結果となった。これを受け、岸田政権の長期化シナリオが濃厚になり、マーケットはポジティブに反応している。欧米が政治的な混迷を深める中で、元々、岸田政権の支持率はかなり高く、欧米とは隔絶している。欧米諸国に比べて日本の政治的安定度はかなり評価されるだろう。

日経平均のバリュエーションは低い状況が継続し割安感がある上に、円安傾向も続いている。加えて、政治的な安定が評価され、欧米株に比べて相対的にパフォーマンスが上回る傾向は続くとみている。ただ、世界景気の減速懸念、状況によっては景気後退リスクもある中で日本株の上値余地は限定的になるのではないか。

米金融政策引き締めの動向は、引き続き市場のテーマとなりそうだ。先週末に公表された米雇用統計は堅調な結果となり、今週には米消費者物価指数(CPI)の公表も控えている。6月分の米CPIも強い伸びが想定されており、インフレのピークアウト感が出る可能性は低いだろう。以上を踏まえると、欧米株が一段と上方向を試すシナリオは考えづらく、日経平均も2万7000円近辺までは上昇しても、徐々に様子見姿勢が強まるとみている。

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