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午後3時のドルは137円前半、24年ぶり高値 参院選経て円安加速

[東京 11日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前週末ニューヨーク市場の終盤からドル高/円安の137円付近。一時137.28円まで上昇し、1998年9月以来約24年ぶり高値を更新した。参院選で自民党が大勝したことを受けて、岸田政権長期化への期待感からリスク選好の流れが強まり、株高とともに円が売られたという。

 7月11日、午後3時のドル/円は、前週末ニューヨーク市場の終盤からドル高/円安の137円付近。写真は米ドル紙幣。2月撮影(2022年 ロイター/Dado Ruvic)

136.00円付近で取引が始まった週明けのドルはじり高。仲値公示が終わった10時過ぎから一段と上げ幅を拡大し、6月29日につけた高値137.00円を上抜けた。「じり高ムードに乗った短期筋が、上値に控えるストップロスを狙って買い仕掛けた」(アナリスト)という。

三井住友銀行のチーフストラテジスト、宇野大介氏は「3分の2の議席を確保した改憲勢力の4党は日銀の金融政策について緩和継続派」と指摘し、「日銀の金融緩和継続が導かれた選挙結果となった」との見方を示している。

日銀の黒田東彦総裁が11日午前、支店長会議で挨拶し、当面は新型コロナウイルス感染症の影響を注視し、必要があれば躊躇なく追加緩和を実施すると改めて強調したことも「円売りムードを支える一因になった」(アナリスト)という。

前週末海外市場で20年ぶり安値を更新した後、取引終了にかけて切り返したユーロは1.0135ドルまで早くも反落。8日につけた1.0072ドルには至らなかったものの、米10年債利回りが3%台を回復したことで、市場では円と同様にユーロ売りが強まるシナリオを描く参加者が増えている。

目先の注目点はユーロ=1米ドル台をどういった形で割り込むか。ユーロ安が主導するならユーロ/円が下落、ドル高が加速する形となればドル/円に上昇圧力がかかりやすくなる。

ロシアからバルト海を経由してドイツへ天然ガスを供給するノルドストリーム1は、きょう11日から定期検査で運転を停止する。市場では21日の検査終了後に供給が速やかに回復するか、警戒する声が上がっている。

ドル/円   ユーロ/ドル ユーロ/円

午後3時現在 137.03/05 1.0138/42 138.94/98

午前9時現在 136.29/31 1.0164/68 138.56/60

NY午後5時 136.08/11 1.0183/87 138.56/60

*一部サイトに表示されなかったため、再送します。

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