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パナソニック、米に車載用電池工場建設へ カンザス州が補助金

7月14日、パナソニックホールディングスが、米国で新たに計画していた自動車用電池の工場をカンザス州で建設する見通しとなった。写真はパナソニックのロゴ。都内で2017年2月撮影(2022年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 14日 ロイター] - パナソニックホールディングス子会社のパナソニックエナジーは14日、米カンザス州デソトに車載用リチウムイオン電池工場を建設する予定だと発表した。カンザス州に申請していた投資誘致補助金制度の活用が承認された。パナソニックHD取締役会の承認を得た上で、建設する。

パナソニックが米国に電池工場を建設するのは、電気自動車大手テスラと共同運営するネバダ州の「ギガファクトリー」に続いて2カ所目。40億ドルの投資と最大4000人の雇用創出を見込むという。

パナソニックエナジーの只信一生社長は「自動車業界で電動化が進む中、需要に対応するために米国で車載電池生産を拡大することは非常に重要だ」とコメントしている。

只信社長は先月1日の投資家説明会で、車載用電池の生産能力について、北米を中心に2028年度にかけて3─4倍への拡大を目指すと語っていた。同社が和歌山県の工場で量産を予定する新型車載用リチウムイオン電池「4680」については、23年度から北米市場で戦略パートナーに供給する。

カンザス州商務省の声明によると、州はパナソニックが投資と雇用を完了した後、補助金として過去最大規模の8億2900万ドルを払うが、このプロジェクトによる年間経済活動は約25億ドルに及ぶと推定している。

誘致を争っていたオクラホマ州商務省は声明の中で、パナソニックから将来的に投資を獲得するための「追加的な機会に楽観的である」と述べている。

エマニュエル駐日米大使は会見で、同工場はテスラが主要供給先だが、同社向けだけではないと述べた。パナソニックの広報担当者は「新しい工場の場所、生産能力も含めた具体的な中身についてはまだ何も決まっていない」とコメントしている。

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