[東京 14日 ロイター] - 14日午前の東京外国為替市場で、ドル/円相場が一時、137.97円まで上昇。13日海外市場でつけた高値を上抜け、1998年9月3日以来、約24年ぶりドル高/円安水準をつけた。
米労働省が13日に発表した6月消費者物価指数(CPI)が前年同月比9.1%上昇と、1981年11月以来約41年ぶりの大幅な伸びを記録したことで、市場では米国の利上げが加速するとの観測が広がり、ドル高が勢いづいている。
ドルは前日、対ユーロでも1ユーロ=1ドルのパリティ(等価)を約20年ぶりに上抜けた。
基太村真司
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」