[東京 4日 ロイター] - 日本製鉄は4日、2023年3月期の連結純利益(国際会計基準)が前年比5.9%減の6000億円になるとの見通しを発表した。IBESがまとめたアナリスト11人の連結純利益予想の平均値は3551億円だった。
5月時点では、ロシア・ウクライナ情勢など先行きが不透明な状況にあるとして通期見通しの公表を見送っていた。
足元では鋼材需要が減退、市況も下落しており、鋼材の生産・出荷数量の減少が見込まれるという。ただ、コスト上昇分を販売価格に反映させ、適正マージンを確保する。
通期の単独粗鋼生産見通しは3500万トン以上で、前期の3868万トンを下回る見通し。
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