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上海外為市場=元が下げ渋る、人民銀が急落に違和感示唆

[上海 8日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は対ドルで軟調に推移したが、中国人民銀行(中央銀行)が基準値(中間値)を市場予想より元高水準に設定し、最近の元急落への違和感を示唆したため、下落ペースが緩んだ。

基準値は1ドル=6.9148元と、前日基準値よりも12ポイント元高だった。前日より高く設定されたのは5営業日ぶりだった。

ロイターの推定値(6.92024元)との比較では56ポイント元高だった。12営業日連続で市場予想より高く設定された。

本土市場のスポット人民元は6.9550元で取引を開始し、中盤時点で6.9666元と、前日終値比14ポイントの元安。

ドル高基調や中国経済の減速を背景に8月半ば以降で3.2%下落し、1ドル=7元の節目に近づいている

UBPのアジア担当シニアエコノミスト、カルロス・カサノバ氏は「人民銀はある程度の元安は容認しても、一方的な先安観は快く思っていない」と調査ノートで指摘。当局が景気変動をならす仕組みを強化するなど、追加的なマクロプルーデンス政策を打ち出す可能性は排除できないとした。

ブラウン・ブラザーズ・ハリマンの為替戦略グローバル責任者、ウィン・ティン氏は「政策当局は元を下支えするために多少の控えめな措置を講じてきたが、米国との金融政策の乖離(かいり)が存在する限り、わずかな効果しか期待できない」と述べた。

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