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米CPIこうみる:先行き楽観できず、一段の引き締め強化を織り込み=大和証 壁谷氏

[東京 14日 ロイター] -

<大和証券 チーフ・グローバル・ストラテジスト 壁谷洋和氏>

米消費者物価指数(CPI)上昇率が市場予想を上回ったことで、米国のインフレはそう簡単には落ち着かないとの見方に投資家心理が傾いた。米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締めが、もう一段階、強化されるとの見方に市場の目線は上がってきている。

9月米連邦公開市場委員会(FOMC)に加え、11月も0.75%との見方が出てきている。利上げの最終到達点についての市場の見方は、来年3月で4%を上回る水準へと、昨日一日で切り上がった。

市場ではインフレのピークアウトへの楽観的な思惑があったが、FRBのパウエル議長や高官らが指摘してきた通り、先行きは予断を許さない。FRBは今後の利上げペースを「データ次第」としており、9月FOMCを経ても相場はアク抜けしない可能性がある。

米国株が下落すれば、日本株にも波及せざるをえない。少なくとも年末辺りまではインフレの沈静化の道筋が見えるとは想定しにくく、米国株は往来を繰り返す可能性がある。日経平均は2万7000円で踏みとどまれるかが当面の焦点になりそうだ。

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