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米CPIこうみる:基調的に不自然でない、米株安は過剰反応の可能性=三菱UFJ国際投信 石金氏

[東京 14日 ロイター] -

<三菱UFJ国際投信 チーフストラテジスト 石金淳氏>

米消費者物価指数(CPI)は市場予想を上回り、コア指数が上がり続けているのをみると、目先の株には強気になれない。内需面で賃金や帰属家賃の上昇が根強く、当初に市場で想定されていたよりは、インフレ鈍化のペースは緩やかになりそうだ。

ただ、過度に悲観する必要もないだろう。市場予想に対する多少の上振れ下振れは当然ある。基調的な流れは不自然ではなく、前年比ベースの上昇率は前月より低下した。

米株は、今週に米国のSQ(特別清算指数)算出を控え、やや過剰反応になったかもしれない。CPIを口実に手じまい売りが出たところ、オプションの投げが出るなど一時的な需給の崩れが大幅安につながったのではないか。

一方、ドル高/円安となっている。ドル/円が140円台で定着するなら国内の輸出企業にはかなりの増益要因となる。政府はインバウンドの本格再開を急ごうとしており、これも円安のメリットにつながる。日経平均はチャート的にも、200日移動平均線を75日線が上回るいい形になってきている。目先は2万7400円台を通る200日線が下値めどだろう。

9月米連邦公開市場委員会(FOMC)では、今回示されるメンバーの政策金利予想が上方にシフトしているなら株価にネガティブになるため注意が必要となる。ただ、基調に大きな変化がない中で一段の利上げペース加速は想定しにくい。イベントを通過すればいったんアク抜けし、株高もあり得る。

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