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シドニー外為・債券市場=豪ドル・NZドル伸び悩み、堅調な国内統計に反応薄

[シドニー 15日 ロイター] - オセアニア外国為替市場では、豪ドルとニュージーランド(NZ)ドルが伸び悩んでいる。それぞれの国内統計は堅調な内容だったものの、金利上昇や世界経済、中国の新型コロナウイルス規制を巡る懸念が強い。

豪ドル/米ドルは0.2%上昇し0.6767米ドル。8月雇用統計は就業者数が増加に転じ、失業率も48年ぶり低水準からわずかな上昇にとどまるなど、金利が上昇する中でも労働市場の底堅さを示す内容だった。ただ豪ドルはほとんど反応しなかった。

豪ドルが小幅ながらも上昇しているのは、円からの資金流出が背景にある。豪ドルは前営業日には円に対して1週間ぶりの安値に下落したが、きょうは0.3%上昇し1豪ドル=96.92円で推移している。

NZドル/米ドルは、国内の国内総生産(GDP)統計発表後に一時上昇する場面もあったが、すぐに押し戻され、直近ではほぼ横ばいの0.6003米ドルとなっている。第2・四半期のGDPは前期比1.7%増加し、伸び率は市場の予想の1.0%を上回った。

堅調な雇用統計を受け、豪準備銀行(RBA)は今後も利上げを続ける見通しだ。ロウ総裁が利上げペース鈍化を示唆する中、市場は来月の利上げ幅を25ベーシスポイント(bp)とする見方に傾いている。

一方、ANZのアナリストは50bpの利上げを予想している。「全般的に良好だった今回の豪雇用統計に加えて、力強いNABの豪企業景況感指数や米消費者物価指数(CPI)も考え合わせると、豪中銀は10月に政策金利を50bp引き上げる可能性が高い」と指摘した。

豪3年債利回りは3.358%とほぼ変わらず。10年債利回りは3.664%前後で推移している。

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