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UPDATE 1-上海外為市場=元が27カ月ぶり安値、米FRBのタカ派姿勢受けドル急進

(内容を追加しました)

[上海 22日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は、序盤の取引で27カ月ぶりの安値を付けた。米連邦準備理事会(FRB)が75ベーシスポイント(bp)の利上げを決定し、一段の引き締めを示唆したことでドルが急伸した。

中国人民銀行(中央銀行)は基準値(中間値)を1ドル=6.9798元と、前日の6.9536元より262ポイント(0.38%)元安で、2020年8月4日以来の安値水準とした。

しかし市場関係者によると、21日連続で市場予想よりも元高水準で、元の急速な下落を食い止めたい人民銀の意向を示しているという。

この日の基準値は、ロイターの予想(6.9946元)よりも148ポイント元高だった。

みずほ銀行のアジア担当チーフ為替ストラテジスト、張建泰氏は「ドルが強過ぎる」と指摘し「今回の元安局面はドル高が引き金だ。(市場を安定させる上で)中間値の設定が今後も重要な手段となる」と述べた。

スポット市場の人民元は1ドル=7.0801元で始まり、20年6月17日以来の安値となる7.0953まで下落した。中盤時点では前日終値比414ポイント安の7.0891元。

オフショア人民元は7.1元台に乗せた後、中盤時点では7.0977元。

一部の為替トレーダーは取引レンジの下限(7.1194元)に近い7.1ドルがオンショア市場で引き続き強力な抵抗線になるとの見方を示している。

外資系銀行のトレーダーは「今回の元安は7.18元前後が堅固な防衛ラインとなる可能性がある」との見方を示した。この水準を最後に付けたのは米中貿易摩擦が高まった19年で、08年の世界金融危機以降、元の下限としても機能してきたという。

バークレイズの為替ストラテジスト、レモン・チャン氏は「人民銀行はドル/人民元の上昇を阻止し続ける可能性が高いが、ドルの全面高が続けば、ドル/人民元相場の安定化を止める可能性がある」との見方を示した。

さらに「とりわけ、10月16日の党大会を控え、銀行の外貨預金準備率の追加引き下げや基準値の人民元高方向への設定など、よりカウンターシクリカル的な政策を人民銀が採用すると考えている」と述べた。

同氏は、人民元が今年の第4・四半期までに7.15元を付けると見込んでいる。

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