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為替介入こうみる:トレンドを変えるのは困難=りそなHD 村上氏

[東京 22日 ロイター] -

<りそなホールディングス エコノミスト 村上太志氏>

日銀が金融緩和を維持したことを受けて、主要中銀との金融政策の方向性の違いが意識され、ドルは145円を超えて上昇した。同水準に達しても日本当局が口先介入にとどまるという認識を払しょくするため、実弾介入に踏み切ったのだろう。

実弾介入に踏み切ったことで、足元では一時140円前半まで下落するなど、ドル/円を一旦押し下げる効果はある。ただ、全体的なマクロ環境が変わらない限り、トレンドを変えるのは困難で、じりじりとした円安圧力はかかりやすい。

ドル売り/円買い介入は無制限に出来るわけではない。なるべく少ない実弾で効果的なことをしたいというのが政府の本音だろう。

米連邦公開市場委員会(FOMC)を通過し、市場の不透明感は一旦払しょくされた。足元の米10年債利回りは3.5%台で推移している。長期ロンガーラン予想が2.5%で維持されたことを踏まえると、米金利上昇圧力は限定的になり、ドル/円は徐々に上値が重くなりやすい。今後米金利見通しが上振れた場合は、ドルが150円方向を目指すような展開となれば、トレンドは変えられない。

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