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午前の日経平均は3日続伸、米株高を好感 2万7000円回復

5日午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比93円76銭高の2万7085円97銭と3日続伸した。写真は2020年10月、東京証券取引所で撮影(2022年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 5日 ロイター] - 5日午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比93円76銭高の2万7085円97銭と3日続伸した。主要中銀による金融引き締めが鈍化するとの思惑で、前日の米株が上昇した流れを引き継ぎ、日経平均は堅調な展開となった。約2週間ぶりに心理的節目の2万7000円を回復した。

前日の米株市場では、主要3指数がそろって上昇した。日経平均も寄り付きから200円超高としっかりした値動きとなった。ただ、日経平均は前日までの2営業日で1000円以上上昇していたこともあり、徐々に上げ幅は縮小した。値がさ株が底堅く推移した一方、半導体関連株などが軟調で相場の重しとなった。

日経平均は、週明けに2万5600円台まで下落した後、急回復しており、「2万7000円台といいところまで戻ってきたため、目先は大幅上昇は見込みづらい」(国内証券・マーケットアナリスト)との指摘があった。今週は2万7000円台での値固めになりそうだという。

市場では、オーストラリア準備銀行(中央銀行)の利上げ幅が予想よりも小幅にとどまったことで、米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締めペースも鈍化するのではないかとの思惑が浮上している。ただ、「RBAが利上げペースを鈍化させたからといって、FRBが追随するかは不透明」(SMBC信託銀行・投資調査部長、山口真弘氏)との声も聞かれる。山口氏は、米金融政策動向を見極めるには、「引き続き経済統計やFRB高官発言などを確認する必要がある」と話した。

TOPIXは0.3%高の1912.56ポイントで午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は1兆4439億5100万円だった。東証33業種では、精密機器、保険業、繊維業など23業種が値上がり。半面、食料品、医薬品、陸運業など9業種は値下がりし、海運業は変わらずだった。

個別では、アークランズが10%高と大幅続伸し、東証プライム市場の値上がり率1位になった。旧村上ファンド系の投資会社、シティインデックスイレブンス(東京都渋谷区)が、アークランズ株を共同保有者と合わせて5.06%保有していることが分かり、株主還元を強化するのではないかとの思惑が先行したとみられる。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1057銘柄(57%)、値下がりが692銘柄(37%)、変わらずが87銘柄(4%)だった。

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