(共同通信の報道や、東証による注意喚起などについての情報を追加しました)
[東京 20日 ロイター] - SBIホールディングスは20日、傘下の新生銀行の非上場化の本格検討に入ったとの報道に関連し、「具体的な検討を行っている事実はない」とのコメントを発表した。収益力強化などに向けて「さまざまな取り組みを検討していることは事実」としている。
新生銀行も同様のコメントを発表した。
共同通信は19日、SBIが新生銀の株式非上場化に向けて本格検討に入ったことが分かったと報じた。市場環境に影響を受ける株価に左右される経営から脱するためなどとしており、金融庁と調整して具体的な手法を検討するという。
これを受け東京証券取引所は20日午前、非公開化に関する不明確な情報があるとして、新生銀株に注意喚起を行った。
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