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大和証G、22年4―9月期純利益は37.3%減 市場低迷で

 10月31日、大和証券グループ本社が発表した2022年4―9月期決算は、連結純利益が前年同期比37.3%減の314億円だった。写真は同社ロゴ。都内で2012年12月撮影(2022年 ロイター/Yuriko Nakao)

[東京 31日 ロイター] - 大和証券グループ本社が31日に発表した2022年4―9月期決算は、連結純利益が前年同期比37.3%減の314億円だった。市場低迷により、ホールセール部門などが苦戦した。

部門別の経常利益は、リテール部門が124億円で前年同期から44%減少した。株式や債券の取引、投信募集手数料などが市場環境の悪化で減収となった。一方で、資産管理型ビジネスモデルへの移行とコスト構造改革が寄与した。ホールセール部門は、エクイティの引き受けなどが減少し32億円の赤字(前年同期は239億円の黒字)となった。

佐藤英二CFO(最高財務責任者)は電話会見で「全体として不透明な市場環境が続いているが、顧客動向を見ると明るい兆しも出ている」とし、リテール部門でのファンドラップの販売や外貨建て債、外貨建て預金への資金流入が活発化していると述べた。

株式市場についても「米国はそろそろ金融引き締めの出口を探る展開になっている。今後は業績を見ながら底堅い動きになってくる」との見方を示し、同社の業績についても「7―9月期で底入れした感触」と述べた。

23年3月期の業績予想は、経済情勢や相場環境に大きな影響を受けるとして開示していない。IBESがまとめたアナリスト5人によるコンセンサス予想では、連結純利益の平均値は698億円となっている。

一般的な債券にデリバティブ(金融派生商品)を組み込んだ「仕組み債」については、リテールの純営業収益に占める割合は、19―21年度の6―7%台から今上期は4%台に低下した。佐藤CFOは、仕組債の勧誘を停止しても、顧客のニーズに即した他の商品の提案を積極化することでカバーできる、との見通しを示した。

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