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9月第3次産業活動指数は99.5、前月比0.4%低下=経産省

[東京 16日 ロイター] - 経済産業省が16日に発表した9月の第3次産業活動指数(季節調整済み、総合)は99.5(2015年平均=100.0)で前月比マイナス0.4%となり、2カ月ぶりの低下となった。経産省は、基調判断を「持ち直し傾向にある」に据え置いた。

11業種中、低下方向に影響したのは8業種。「卸売業」は製造業活動の低下などから輸入品を含めた国内取引量が減少したことなどにより2.3%の低下となった。「運輸業、郵便業」は製造業からの出荷量や卸売業の取引量の減少などにより陸・海・空にわたる貨物運送業が低調だったことから1.9%の低下。「医療、福祉」は1.7%、「金融業、保険業」は1.1%、「情報通信業」は1.0%、「事業者向け関連サービス」は0.7%、「不動産業」は0.5%、「物品賃貸業(自動車賃貸業を含む)」は0.6%、それぞれ低下した。

3業種が上昇方向に影響した。「生活娯楽関連サービス」は、旅行業や宿泊業、遊園地・テーマパークなどが寄与し3.8%の上昇となった。「小売業」は1.9%、「電気・ガス・熱供給・水道業」は2.2%、それぞれ上昇した。

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