[ソウル 6日 ロイター] - 北朝鮮は6日、韓国の軍事演習への対応で海へのさらなる砲撃を軍部隊に命じた。国営の朝鮮中央通信(KCNA)が伝えた。
北朝鮮は5日、東岸と西岸沖に向けて砲弾約130発を発射。砲撃の一部は南北の海上境界線に近い緩衝区域内に着弾し、韓国側は緊張緩和に向けた2018年の南北合意に違反するとしている。
米韓は前日から南北境界線付近で実弾演習を実施。北朝鮮は共同演習を挑発行為だと激しく非難している。
KCNAによると、北朝鮮軍報道官は「敵は前線付近での挑発的な軍事行動を直ちにやめるべきだ」と主張。砲撃に加え、全てのレベルの部隊に戦闘警戒態勢を命じ、監視強化を指示したことを明らかにした。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」